前回付けたオイル上がりシリンダー
76mmだと思ってましたが77mmでした (|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!
最初原因がわからなかったんですが、よ~く見ると鬆(す)が入ってましたよ
横ライン1本と、ところどころ黒くなってるところ
これ全部サビです
たったこれだけでマフラーから白煙吹きます
ヤフオクとかで雨ざらし放置状態のようなエンジン出品されているのを見ますが
バルブが完全に閉じた状態ならいいんですが、少しでも空いた状態で長期放置するとこうなります
横ライン入ってるところでピストンが停止して、それに沿ってサビが進行
おまけにそれ以外の部分もさびてしまっています
入手したときオイル塗って保管していたんですが
そのオイルのせいで気付きませんでした
こうなると自力で復活させるにはホーニングするしかないです
錆びの深さが深ければボーリングしてオーバーサイズピストン入れないと使い物にならないですね
ピストンリングが原因だと思ってたので、Aliexpressで買っちゃいましたよ
ピストンセット(´・ω・`)
$44.64のShipping Freeでした
そしてこんなのが届きました
刻印がKR6なのでXLR用って事になるんでしょうが
何か怪しい・・・・・・
鋳込みの砂の粒がくっきりと見えてるし
裏面だって
なんか汚いんですよね
角のバリだってバリバリ出ています
おそらく純正ピストンを型でコピーしたんじゃないでしょうか?
もっとも寸法自体は純正品と1/100mmレベルで合っているので
使う分には問題ないと思います
中に鬆が入って無ければの話ですが
でもこれ間違って注文した76mmサイズなので合うシリンダーがなくて使えません
73mmのつぶしたやつボーリングに出そうかな
でもな~、3mm削るだけで1万数千円は高いよなぁ
しかもストレート穴でしょ
ちゃんとした機材あれば加工なんてセッティング込みでも30分あれば終わるし
1日10個穴開ければ10数万、実際は20個ぐらい行けるだろうし
1日の人件費8000円ぐらいと賃料、工具代、機械の減価償却、水光熱、租税、他いろいろ共通費とか引いたとして
原価はもともとあるもの削るからゼロ円だし・・・・・・・ぼろ儲けですね
って何計算してんだろう(´・ω・`)
そもそもストレートの穴開けるのなんて頑丈な工作機械といい工具、ちゃんとした固定治具があればさほど難しくもない作業
時間がかかるのは穴のセンター出しぐらいかな?
内燃機関やさんがすごいのは、各パーツ同士の関連性に関する独自のノウハウを持っている所
これだけは一朝一夕で得られるものではありません
つまりそれが財産
加工だけを取っていえば、外形がボトムに行くにしたがって広くなっているピストンの外径加工の方が数十倍の技術とノウハウが必要です
もっともピストン加工なんてピカピカにするとか、ちょっと形変えるとか、穴増やすとか以外聞いた事ないですが・・・・・
話はピストンに戻りますけど
中国製のパーツが粗悪だと言われる訳はただ単に加工精度が悪いからと言う訳ではありません
重要なところはどこなのか?
と言うところが解らないので手を抜いてしまうからです
それはなぜか?
コピーして寸法や材質を合わせているだけだから
それが原因でどこで手を抜くと耐久性が落ちるか解らないんです
技術、経験、ノウハウとはそういうものです
もしそれを理解して物を作るようになったら
きっと恐ろしいことになりますよ
すでにそうなりつつあります(((( ;゚Д゚)))
いや~うちの卓上フライスじゃ無理かなぁ・・・・・・・・
0.1mmずつ削ったら行けるかなぁ・・・・・・・
ムリかなぁ・・・・・・・・・
ボーリングヘッド安くても1万ぐらいするしなぁ・・・・・・・・
そもそも卓上フライスでボアアップとか聞いたことないし
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