PC工作ネタではないんだけど、今までコレクションしてきたB5サイズのIBM Thinkpad(Lenovoは除外)
の紹介をしています
記事の公開日はわかりやすいように発売日に合わせてあります
第6回は ThinkpadX30シリーズ
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
今回よりXシリーズの紹介になります
Thinkpad X30は2002年11月発売のB5サイズノート
CPUがMobile PentiumⅢになるなど
240シリーズから一気に進化しました
サイズは少し大きくなりましたが、マグネシウム合金フレームの採用
ディスプレイサイズも大型化するなど
快適性も向上しました
240のシステムほぼそのままに、サイズアップの快適性でスタートしたX20シリーズ
このシリーズは、X24まで登場し、X24に至ってはPentiumⅢ Mobile1.13GHを搭載するなどして
X30シリーズとほぼ同じスペックとなります
X20シリーズの後X30シリーズはPentium M搭載でのスタートが予定されていましたが
A4サイズシリーズの新機種と発売時期が合わず、X30はPentiumⅢ-Mでの登場となります
しかし市場ではPentium-M搭載機種の発売が予想されていたため、X30はわずか4か月で市場から消えてしまいました
CPUはPentiumⅢ-M1.06GHz~Pentium M1.7GHz、X32はPentium M745
メモリーは 256MB~1GB
HDDは40GB以上
モニターは12.1インチ
ウチにはX30とX31があります
X32も欲しかったのですが、残念ながら手に入りませんでした
B5サイズということになってますが実際はB5とA4の中間ぐらい
スマホやタブレットをいじるときにWindowsXPのマシンが必要になる時もあるため
時々使っています
X30だと少しもっさりする部分もありますが
使えないこともない
こっちはX31程度のいい中古を手に入れたので
かなりきれい
外観は全く同じですが、X30とはチップセットのレベルから違います
本来こっちがX30になるはずだったモデルですね
右側には排気口とUSBしかありません
ずいぶんすっきりしています
左側はオーディオ、PCカード、IEEE1394、CFカードスロット
他はともかくDV端子はいらないな~
これ付けるならUSB増やしてほしかった
背面はDCジャック、パラレルポート、RGB、モデムとLAN
本体からシリアルポートが消えましたが、リプリケーターにはついています
だいたいこれくらいの時期を最後にパラレルポートも本体からなくなり
USBの時代に切り替わりつつあります
搭載可能メモリーはついに1GBの大台に乗りました
SO-DIMM 512MB2枚が搭載可能です
X31に至っては、DDRメモリー1GB×2枚で2GBまで増設可能です
2GBあれば今でも現役で使えそうですね
液晶パネルのカバー、銘板の上あたりがすぐ割れます
X30もX31も割れてしまいました
モニター上部にあるこのLED照明
暗くてもキーの位置が分かるため何気に便利です
Xシリーズでキーボードはほぼ完成されて域に達したのか
これ以降ほとんど変化がありません
せいぜい指紋認証がついたぐらい
X30にはWindowsXPを
X31にはFedra Core をインストールしてあります
X31は電源入れたときBIOSすら起動しませんでしたが
しばらく充電していたら動くようになりました
ちゃんと起動してよかった・・・・・・
※(2015年12月27日掲載)
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第5回は Thinkpad iシリーズ
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
Thinkpad iシリーズは1998年~2000年に発売されたシリーズで
それまで法人向けを主にしてきたThinkpadを個人向けで伸ばそうと投入されたシリーズです
シリーズに共通して言えるのは 小文字のiの後に付く4桁の数字B5~A4まで様々なモデルがありました
しかし、もともと個人向けは得意分野ではなかったため、需要も伸びず2年ほどで撤退となりました
・・・・・・ですよねThinkpadのCMとか見たことないですもん
黒いカラスみたいなノートPCが家電量販店で目に留まるとも思えないし
Thinkpadの素晴らしさは実際使ってみないとわかりません
システム自体は240シリーズとほぼ同じ、若干リファインされていますが
CPUはMMX Pentium266MHz~PentiumⅢ600MHz
メモリーは64MB~256MB
HDD,モニターなどはモデルによってまちまちです
ウチにあるのはis30のミラージュブラックモデル
そう、あの天板がピッカピカの奴です
正直こんなの持って歩けません、天板にすら触れん
棚に飾るために作ったんじゃないですか?
ピカピカすぎてピントが壁側に行ってしまいました
指紋が付くととても気になる
何でもピアノと同じ塗装がされているとか・・・・・・どんだけ?
両サイドに生えている耳にはWifiのアンテナが入っています
左はUSB、DCジャック、PCMCIAとFCカードスロット
そう、この時代からFCカードスロットが付き始めます
そして外部モニター端子、この端子は特殊な形状をしていて
専用のケーブルが必要になります、残念ながら持っていません
右側はオーディオ、USB、モデム、LANコネクターのカバー
LANはオプションで、自分の持っているis30にはついていません
代わりにWifiがあるのですが、このWifi 802.11bでWEPしか使えない?
という残念な仕様
うちではWEPのAP立ててないので、ルーターの設定かえないと使えませんです
背面はバッテリーしかないですが、チルトスタンドがついています
このチルトスタンドはs30一番の特徴・・・・・・・と言いたいところですが
チルトスタンドまでミラージュ塗装したら立てられないのでは?
いちおうゴム足はありますが怖くて使えません
この、キーのサイズを最大限に確保しつつ限界まで絞ったキーボードが好きです
左右に張り出しているあたり、Thinkpad701を彷彿とさせます
デザイン的にもよくまとまっていて、シリーズの中では一番好きなキーボードです(デザイン的に)
iシリーズの銘板
iのドットが赤になっているのはトレードマークのトラックポイントを表しています
さすがに現役では使えませんが、この通りちゃんと動きます
いろいろな意味で保管用モデルですね
※(2015年12月27日掲載)
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第4回は Thinkpad240
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
Thinkpad240 は235、535シリーズの後継機種として1999年発売のB5サイズ
IBMのカテゴリー分けではリアルモバイルというところに位置付けられているそうです
535に比べて薄く、軽くなりましたが、サイズは大きくなりました
CPUはCeleron400MHz~PentiumⅢ600Mhz
メモリーは64MB~256MB(オンボード64MB、128MB)
HDDは6.4GB~20GB
モニターは10.4インチ800×600または1024×768
薄く、軽くなったのは良かったんですが
Thinkpad伝統のラーバー塗装が廃止され、なんだかパッとしないガンメタ塗装になってしまいました
持ち歩いて外でバリバリ使う
というのが前提でしょうから、すぐはげるラバー塗装をやめたのはある意味仕方がないことなのかもしれませんが
なんだか安っぽく見えてしまうのは自分だけでしょうか?
そして、この頃から以前までの弁当箱スタイルから
エッジを斜めにカットしたシャープなスタイルに変わり始めました
競合する他社との競争の為、Thinkpadが変わり始めた時代です
ウチにあるのは240Z、240と付くシリーズの最終バージョンです
どうもこのツルッとした天板の塗装が好きになれん
重量535の1.7Kg→1.35KGとかなり軽くなりました
持ち運びもさほど苦になりません
右にはPS/2コネクタとUSB
左はPCMCIA、オーディオ、FDDコネクタ、モデム、LAN
背面はシリアル、プリンタ、RGB、DCジャック
とインターフェイスはかなり充実しています
そしてエッジ部分が斜めにカットされ、持ちやすさが向上しました
銘板の位置がモニターからキーボード側に変更
サイズアップでキーボードが大きくなり打ちやすさも向上
パームレストも大きくてクリックしやすい
メモリーはオンボード128MB、PentiumⅢ化でDDRメモリーになりました
128MBを載せています
無印の240はオンボード64MBで128MBを載せると最大で192MBなのですが
オンボードの64MBをはがして、スロットに256MBを載せてしまうという
すごい方もいます
また、無印はクロックアップも可能で、Celelon300MHzを450MHzで稼働させてる方もいます
モニターはついにXGAの1024×768になりました
これだけ広いと普通に使えますね
WindowsXPでも何とか使えます
以前は2台所有していましたが、使う機会もなくなったので
1台だけ残して手放してしまいました
これでラバー塗装だったら最高だったのに・・・・
PC工作ネタではないんだけど、今までコレクションしてきたB5サイズのIBM Thinkpad(Lenovoは除外)
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第3回は Thinkpad310
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
Thinkpad310は1997年7月発売のA4サイズノートです
B5メインで紹介のはずでしたが、いきなりA4ですみません、手元にあるA4はたぶんこの1台のみ
派生モデルには310D、310E、310EDがあり
CPUは無印のPentium133MHzで、型番DはCD-ROM内臓モデル、EはCPUがPentium MMXのモデル
ディスプレイは11インチ(モデルEは12インチ)のTFT
HDDは1GBまたは1.6か2GB
メモリーは16MB EDO DIMM 最大64MB
標準OSはWindows95
発売当時の価格はなんとびっくり34万円
今から16~7年前でこのスペックですから、いかに技術が進んだかという事がよくわかります
この310のすごいところはCPUにSocket7のデスクトップ用を使っていて交換が可能というところ
ノートでCPUが交換可能な機種は数少ないと思う
AMDのK6-2を300MHzで駆動させることも可能、というかさせていました
トップカバーはいたって普通ですが、Thinkpadでおなじみのラバー塗装はなく
材質も普通のプラスチック
というのも310は生粋のIBM製ではなく、台湾のAcerで製造されていたそうで、
もしかしたらベースはベアボーンのキットだったのかもしれません
そういえば昔ノートPCのベアボーンキットをPCショップで見たことがあるような気もします
底面にはWindows95のシールがまだ残っています
メモリーは64MB乗っています
EDO DIMMって以前はジャンクショップでカゴにむき出しのまま1枚100円とかで売ってましたが
最近はもう見ないですね
場合によってはDDR3のメモリーより高かったりします
PCMCIAカードスロット
FDDドライブ
モデルDはここがCD-ROMになります
背面はPS/2マウスのコネクター
さすがにもう持ってないですね
電源は19V2,4A
このアダプターもあまり見ないタイプです
薄さのわりにストロークの大きいキーボード
なかなか打ちやすいです
このキーボードパッと見パンタグラフ式に見えますが、キーを外すとラバードーム式であることがわかります
銘板
では、電源を入れてみます・・・・・・・・・・・あれ?
モニターが点かない
おかしいな
取りあえず分解
CPU入って無かった
そういえばサーバーにCobalt Qube使ってた頃
CPU換装するためにここから抜いたような気がする
早速ヤフオクで落札しておきました(500円)
続きはCPU到着後に
※(2015年12月24日投稿)
CPU入れたけど動かなかった・・・・
そもそも液晶の電源が入らない
今度分解して調査してみます
PC工作ネタではないんだけど、今までコレクションしてきたB5サイズのIBM Thinkpad(Lenovoは除外)
の紹介をしています
記事の公開日はわかりやすいように発売日に合わせてあります
第2回は Thinkpad535
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
Thinkpad535は1996年5月発売のB5サイズ
派生モデルに535E、535Xがあります
ノーマルの535はPentium120MHz、Pentium133MHz
535EはPentium MMX150MHz、535Xは同200MHz
モニターは10.4インチTFT
メモリーは8~96MB EDO DIMM
HDDは1~3.2GB
535Xは今じゃ当たり前のUSB端子が付き始めたころの機種で
WindowsXPが出始めのころまでは頑張れば使える、という機種でした
キャッチフレーズは「大人の翼」
・・・・・・カッコイイ
ウチにあるのは535X
以前は535Eが2台あったんですが、保管場所がないため手放してしまいました
各モデル、基板上の空きランドをショートさせることで、クロックアップが可能
266MHまでアップしてあります
さすがに今じゃ使い物にならないですが
そこにそのパーツがあるべくして収まっているバランスとデザインの素晴らしさ、携帯性
眺めているだけでもうっとりしてしまいます
今保管している機種の中では一番好きなモデル
この機種は、この時代にそれまでThinkpadが積み上げてきた技術を、すべて出し切って作られたマシン
と言っても過言ではないはず
上から見たサイズはとてもコンパクト
本当にB5サイズ
今の時代重量的に持ち歩くのはちょっと厳しいですが
鞄にもすっぽり入るサイズです
背面にはDCジャック、PS/2、USB、RGB、プリンタ、シリアルのコネクターがついています
USBあるのは535Xだけ
左はFDDドライブのコネクタ、PCMCIAスロットなど
右はバッテリーのみ
535Xの銘板
キーボードは7列ですが、キーがフルサイズではなく小さいものがついています
指が太いと少し打ちづらいですが、慣れれば気になりません
懐かしいWindows98の画面
まだちゃんと動きますよ~
ホント見飽きないですね
時々引っ張り出してニヤニヤしたいです
※(2015年12月27日掲載)
PC工作ネタではないんだけど、今までコレクションしてきたB5サイズのIBM Thinkpad(Lenovoは除外)
の紹介をしています
記事の公開日はわかりやすいように発売日に合わせてあります
第1回は Thinkpad701
どうもこんにちは、管理人のかいざーです
Thinkpad701は1995年発売のB5?サイズ
B5サイズにフルサイズのキーを収めるためバタフライキーボードが採用されました
スペック的には発売当初から取るに足らないマシンでしたが、バタフライキーボードがあまりにも斬新で
いまだに多くのファンがいます
CPUは486DX
メモリーは8MB~40MB
HDDは540MB
モニターは10インチTFT(701c)、またはDSTN(701cs)
OSはMS-DOS、Windows3.1、OS/2Warp、Windows95
となっています
この時代のノートにしてはかなりコンパクト
B5よりも少し大きいかな?というぐらいのサイズ
かなりの期間放置していたので天板のラバー塗装が溶けてしまいました
これが噂のバタフライキーボード
キーボード全体を斜めにカットして、モニターの開閉に合わせて斜めにスライドするようになっています
見ているだけで楽しい
メインボードへの配線は左右別々にフレキシブルケーブルで接続されています
キーストロークも十分確保されていて、端っこのキー以外は気持ちよく入力できます
左側は奥からACアダプタ、電源スイッチ、モデム用モジュラージャック、オーディオ用ジャック
右はPCカードとバッテリー
バッテリーは放置しすぎたせいで激しく液漏れしていました・・・・・・あゎゎゎ
しかも引っ張っても抜けない
どうしよう
底面はメモリースロットのみ
36MBのメモリーカードが入っていました、って入れたのは自分ですけど
うちにあるのはDSTNモニターの701CSです
ホントは701Cが欲しかったんですが、高くて買えませんでした
この時代は銘板じゃなくて印刷なんです
ここ溶けてきたら名前消えますね
それでは、電源を入れてみま・・・・・・
・・・・・・・・全く反応がありません
おかしいな、最後に電源入れたときは普通に起動したんだけど
バッテリーのせいかな?
引っ張っても取れない
分解して何とか取り外せましたが、OS起動しない
それ以前にディスクのIPL読みません
メモリーのせいかと思って外したら
CMOSバッテリー切れの201エラー
ESCキーで解除しても先に進まない
701用のFDDドライブはもっていないので
HDDにDOS入れて再インストールする必要がありそうです
たまには動かしてやらないとだめですね
※(2015年12月24日投稿)