九頭竜湖周辺をツーリングしていた時に道路脇にある看板につられ
フラフラと入っていったときの記録です
面谷鉱山の始まりはは今から700~1000年ぐらい前に発見された鉱山だそうで
始まりは諸説あるらしくはっきりとはしていないようですが、いずれにしても歴史ある鉱山ということには間違いないようです
最盛期は1830年代大野藩の時代で、主に銅鉱石が産出されていたと記録されていて
全盛期には600戸3000人が住んでいました
しかし大正7年スペイン風邪が流行した影響で90人以上の村民が亡くなり一時休止状態まで追い込まれました
その後復活はしたものの銅需要の減少と輸入銅の影響で大正11年(1922年)完全に閉山となったそうです
場所は、九頭竜湖を岐阜県側から国道158号で入り、ダムの手前5Km位にかかっている橋を渡り
4Kmほどのダートを走ったところにあります
車で来ている人もいましたが、道は一部ガレ場気味のところもあり
少しキビシめです
一番最初に目に入るのがこの精錬所?跡
さすがに80年以上経つと石垣しか残ってません
城跡のような感じです
橋が架かっていたんでしょうか?
橋脚の土台のようなものがありました
川の法面には排水溝の跡のようなものがあります
川を渡り少し登ってみると足元には鉄鉱石のようなものがたくさん落ちていました
反対側の斜面に居住区の跡があります
ここに3000人近い人が住んでいたとは想像できないですね・・・・・
気が付いたらかなり上まで登ってました・・・・・・