丹生鉱山の歴史はかなり古いです
Wikipediaによるとなんと縄文時代にまで遡るといわれ、
ここから採掘された辰砂を使用した縄文式土器が出土されているらしく
硫化水銀の朱色を利用した顔料の原料として使用されていたそうです
奈良時代より前飛鳥時代には朱砂(顔料)として天皇にも献上されており
奈良大仏の建造にも使用されたとも言われています
そりゃもう由緒正しい鉱山です
しかし、水銀の鉱毒や水質汚染がクローズアップされるようになると
徐々に需要は低迷し始め昭和48年をもって閉山となりました
観光用に整備されている所ですが
わざわざ鉱山を見に来るもの好きもいないようで、日曜だというのに予想通り誰もいませんでした
場所は伊勢自動車道勢和多気ジャンクションの近くの山中
駐車場に車を止め遊歩道を100mほど歩くと精錬施設の遺構と、新旧坑道の入口が見えてきます
精錬設備
ということだそうです
坑道は精錬装置より少し先へ進んだところにあります
旧坑道
新坑道
解説
ということだそうです
看板あると楽です