幌内炭鉱は三笠市内一帯に広がる北炭の炭鉱で
道内ではもっとも古くからある近代炭鉱として知られています
開山は1879年、閉山は1989年
100年以上続いた大規模な炭鉱
最深部の深さは1000mにも達し、日本最深と言われていました
昭和50年にガス爆発事故が発生
13名の不明者を残したまま消火のため注水
24名の方が亡くなられたという悲しい歴史も残っています
事故後2年間操業休止
その後再開しましたが、すでに石炭の時代は終わり
それからおよそ10年後に閉山となりました
三笠鉄道記念館を越え、そのまままっすぐ県道を進むと変電所まで行ってしまい
それで終わりになってしまうのですが
途中シックナーのあるところの右に分かれる道へ進むと
数々の遺構が見られる上
そのまま進んでいくと変電所へ抜けることができます
(分かれ道から先はダートです)
少し歩くといくつかの遺構が目に入ってきます
残念ながらこの日は雨ふりで、きれいな写真は撮れませんでした
しばらく進むと道がきれいになり案内板が現れました
この場所は、保存とまではいきませんが
見学しやすいように整備されているようですね
このあたりはどうやら常盤坑の関連施設のようです
絵がアバウトで、何がどれの土台なのかいまいちわかりませんですが
取りあえず規模の大きな施設と言うのはよくわかります
クレーンの土台や
安全灯置き場
音羽坑の坑口
この変電所跡はなかなかの物でした
造りが立派と言う事もあり
時々個展などに貸し出されているようです
なかなか見ごたえのある所でした
が、埋もれているものを探し出す感に乏しいので
イマイチ感動が少ないかも
変電所だけならかなりアクセスしやすいです
幌内炭鉱はこれ以外にも少し離れた場所に竪坑櫓があります
ご覧のように会社の敷地内にあるため
許可をもらわないと見学するのは難しそうです
解説ボードが立ててあるのでこれを読んでおとなしく帰りましょう
この付近に三笠坑とその変電所跡があるのですが
車どおりが多く、後の予定も詰まっているため
突入困難と判断し、今回はやめておきました
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