ここからしばらく北海道編になります
北炭真谷地炭鉱の歴史は明治時代にまでさかのぼります
もともとはクリキ炭鉱と呼ばれていた炭鉱を当時の北炭が買収、開発
今から100年以上前の話です
夕張を代表する大規模炭鉱で、専用線も施設されていて
現在でも鉄道跡を確認することができます
1987年までの操業で、最後まで残った北炭の炭鉱です
国道を離れ真谷地炭鉱へと向かうと
途中にアパート群などありますが、すでに街といえるほどの規模ではなく
住民の方々はほとんどこの地を離れてしまったようです
・・・と目的地に着いたのはいいんだけど
何もない
付近に大きなズリ山があるのは確認できます
列車に石炭を積み込むホッパー跡と思われる遺構は確認できますが
それ以外何もないようです
上の道路に上がってみると、煙突のようなものがあります
構内にたまったガスを抜くための物ではないでしょうか?
少し調べてみました
これは立坑跡らしい
この上に櫓が立っていたのかも
どうやら来るのが遅かったようです
残念
国土地理院先生ではどうなっているんでしょうか?
手前の山の斜面にあった住宅地がごっそりなくなってる
駅の付近にも選炭場があったらしい
そこからコンベヤーが伸びていて、ズリ山につながっています
ズリ山は3か所確認できます
ここだけは現在の地図と変わって無いですね
また一つ戦後の日本の産業を支えた歴史が消えてしまいました
コメントする