かつては栄華を誇った鉱山、工場などが悠久の歴史の流れとともに消えてゆく姿を追い求めさまよっています。 ・・・・・・とか言ってますが、単にツーリングのネタ作りだったりして

白石鉱山

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行こう行こうと思っていて結局行けず
やっと訪問しましたが、すでに遅かったようで
コンクリートの遺構以外はほとんど何も残っていません

取りあえず現状残っている部分を紹介します





遠くから見ると、4本タンクのあった場所の土台が見えます


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入口左手のタンク

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風穴への通路

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その右手にあるガレキの山

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川向の小屋

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橋その1

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ポンプ室

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広場の倉庫

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ミル

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4本タンク下部

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たぶんホッパー

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上から見た風景

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ちょっと寂しいですが
事故があってからでは遅いので仕方がないのかもしれないですね・・・・


あと数年もすれば、再び草木に覆われ
コンクリート遺構以外は、ほぼ判別ががつかなくなるのではないかと思います
それはそれでまた違った趣がある訳なんですがね

時山第2発電所跡

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地図上では第1発電所から川沿いに登れそうに見えますが
道は見当たりませんでした

一旦県道まで戻り、別のルートを探してみると
少し離れたところに幾里谷方面へ行く林道の入口を発見
ダートを1Kmほど北上したところに第2発電所はあります









こちらは入口が封鎖してあり中に入ることはできませんでした

落書き等で施設が荒らされているため
これ以上破壊されないようにするための防御策だと思います




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川の反対側にありますが、幅2メートルぐらいで飛び越えるにはちょっと距離がありそうです

色づき始めた紅葉がきれいです




ジャンプして越えようと思ったんですが
痛めた足がまだ完治してないので、この幅はちょっとキビシイ・・・・・・


取りあえず近くににあった大きな石を使ってちょっとだけ距離を詰め
かろうじて着地成功




ん~なんでこんな誰も来ないようなところで落書きするんだろう・・・・

・・・・・キモイ

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割れた窓ガラスから内部の様子を見る事が出来ます

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第1発電所に比べるとかなり広いです




導水管です
どこにつながっているんでしょう

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落書きですべが台無しです

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避けて撮影

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帰りは適当に並べた石の上に着地とか無理なので
もう少し下流に行くと、大きな石がちょうど真ん中ぐらいにあるちょうどいい地点があったので
そこからジャンプ




うっ、足ひねった・・・・・・

大したことはなさそう



帰りにもう1枚撮影

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しかしこんな低い場所に建てて
増水したとき冠水しないんだろうか・・・・・・

とても気になります


鉄砲水とかあったらどうするんだろう

時山第1発電所跡

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時山発電所は第1発電所と第2発電所があり
双方から白石鉱山へ電力を供給していました
どちらも水力発電です

当時電気が来てないということもあったでしょうが
自前で発電施設を持つところからして
いかに規模が大きかったかということがわかります






場所は国道365号から岐阜県県道139号を西に進んだ川沿いにあります
通路への入口には白石工業の石碑が立っていますのですぐわかります


通路は途中崩落しかかっている部分もあったので
もしかしたら近いうちに完全に崩れ落ちるかもしれません


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正面から見ると入口はなさそうですが
右側は普通に入れるような状態になっていました



発電機水車
導水管は見当たらなかったんですが、どこから引いてたんでしょうか・・・・・

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管理室のようなところ

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これは何のためのBOXでしょうか・・・・
稼働中は騒音がすごいのでこの中で電話連絡するのかも

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水利権の問題もありますが
少し手入れすればまだ現役で稼働できそうですね


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制御盤、メータパネル
さすがに時の流れをを感じます

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夏は気持ちよさそうですが
冬の業務はきっと大変だったんでしょうね
この辺りはわりと積雪量ありますから

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山奥で
まるで時間が止まったかのようにひっそりとた佇む水力発電所
そんな印象を受けました

春日鉱山(白河抗)

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ドロドロのまま白河坑に到着

こっちは県道から少し離れているので見落としそうになりますが
GoogleMapsでもはっきり場所解るので大丈夫かも

ただ入口の下り坂を間違えやすいので注意
です






美束抗より若干痛みが少ないような気がします
ほんの数年前まで稼働してたんでしょうか?





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こういうのなんて言うんでしたっけ?
たぶんここからショベルカーでダンプか何かに積み替えしていたか
直付けして落とし込んでいたのかも


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トロッコ軌道跡
牽引車をこの位置まで進めて、後ろの貨車から鉱石を落としていた様子


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もう少し後に来たら紅葉に映えてきれいかも




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上まで来ました
少し見にくいですが軌道は坑道入口まで続いています





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トロッコはバッテリー式っぽいです
小規模なところは手押しトロッコですが、ここは産出量多かったんでしょうか?
坑道も長いのかな




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ここに鉱石を落としていたみたいです





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運転席です




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この電動チェーンブロックで貨車のカゴを傾けて落とすんですね





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予備の牽引車
ほとんど痛んでいません





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1号坑道の入口です

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距離どれぐらいあるんでしょう・・・・・・
入口は結構しっかりとした造りです

奥から絶え間なく水が流れ出ているので、
下方向は間違いなく水没していると思われます




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出てすぐのところに機械室がありました




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モーター別置式の4気筒コンプレッサーが2台
結構年代物っぽいです
おそらく炭鉱とかで使っているコールピッカーの様な削岩機を使っていたんでしょう
もしかして閉山した炭鉱から譲り受けたものなのかも・・・・・・・

石灰もケイ酸石灰なら粉じん爆発する可能性はありますが
主成分の炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムは消火剤にもなるぐらいだし
爆発の危険性は無いはずだからどうなんでしょ

粉じん爆発の危険がなければふつう電動のの削岩機使うだろうし
だとしたらこんなデカいコンプレッサーは使い道無いはずだし
ちょっと謎です




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これは第2坑道用でしょうか?
車庫の屋根が倒壊しています




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何かの電源装置・・・・・・・
バッテリー充電用かな?




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レールの残骸


白河坑はこんな感じです



この後国見峠を抜けて彦根方面を回ろう

と思ったんですが、災害通行止めでした
現場まで行ってみましたが、かなり派手に崩落していて
徒歩以外では越えられそうにない雰囲気


暗くなると寒いので今日はあきらめて帰ることにします

春日鉱山(美束抗)

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寒くなるとバイクで回るのはなかなかツライもんがあります
まだ温かい今のうちにたくさん回っておこうかと・・・・・・

そんなわけで春日鉱山
ドロマイト鉱山です

伊吹山周辺はドロマイト鉱山がたくさんありますが
現在操業中の物はほぼ露天掘りではないでしょうか

ドロマイトは地表に露呈していたり、地表付近に鉱床が存在するケースが多いため
重機の発達で坑道掘りはほぼ廃止になり
大半が露天に切り替えられました

春日鉱山も現在操業中の所は露天掘りですが
閉山した3か所は坑道掘りでした

坑道掘りはコストがかかるうえ、危険度も高いので閉山し
安全で大量採集が可能な露天掘りに切り替えた
・・・・・・というのが根拠かどうかは自分にはわかりません

露天掘りも間近で見ると迫力あるのかもしれませんが、
地中を掘り進む方がなんとなくロマンのようなものを感じたりします



まずは場所から

最初某有名サイトの廃墟地図を頼りに行ったのですが
指定されていた場所は春日小学校の奥にある操業中の部分でした・・・・・・・・・

県道257号から分岐し小学校を越え
狭路をしばらく行くと右手に鉱山への分起があります

「立入禁止」ってなっていましたが進んじゃいました
しばらく行くと隧道が

中は真っ暗・・・・・・・・・・照明なんてありません
しかもトンネルの中はダートになっていて、漏水のため水たまりがたくさん見えます



「これ、ヤバくね?」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



5分ほど悩んだ後




「行ってみるか!」




意を決して突入

中は真っ暗でモヤがかかってます
下は石灰の泥水
しかもトンネル長い、暗いから余計に長く感じる

そしてところどころに掘り進んだと思われる無数の横穴が



「これ、もしかして坑道なのでは・・・・・・・・、
って事は坑道の中をバイクで走ってるってこと?」


「ヤバいヤバいヤバい、戻らなくちゃ」
「この暗闇の狭いトンネルの中切り返すのも危ない気がする」
「とりあえず転回出来るところを探そう」


とか思っていたら突き当りに
T字路で左右に分岐しています


取りあえず迷ったら左へ


あ、出口


トンネルを抜けると事務所的な建物があり
ダンプが止まっていました


「あ、さらにヤバい」


T字路の反対側が気になったけど速攻Uターンして来た道を戻りました

最初の分岐まで戻ったところでバイクを止めて休憩
気が付いたら服もバイクも真白になってました
きっと途中で坑道掘りから露天掘りに切り替えた鉱山なんでしょうね


テンパっていたので画像撮るの忘れていました
夜来たらマジで怖そう、たぶんどの心霊トンネルよりも怖いのではないかと・・・・・・



落ち着いたところで情報収集
どうやら県道32号沿いにあるらしい・・・・・・・、真白になって損した気分
まぁ、貴重な体験できたからいいけど


というわけで場所はここです
産業遺構Mapも修正しておきました




マップコード:35.472030, 136.455141


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まるで要塞のような佇まい、コンベヤーやホッパーなどがかなり複雑に入り組んでいます
なんか、男2人組がコスプレの撮影をやっていました



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なんというか


「鉄骨数寄屋造り」


的な感じです




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配電盤
ブレーカー・・・・・じゃなくて開閉器とマグネットスイッチが並んでいます




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突き当りを折り返すと坑道入口がありました




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いちおう柵がしてあります、開きそうですが・・・・・




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トロッコの軌道が残っています




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反対側はこうなってます、車両は置いてませんでしたが
たぶん坑道の中にあるんでしょう

ちなみに床板は腐ってます、たぶん乗ったら崩れると思う
地面は3メートルぐらい下

鉄骨の上を渡りながら進みます




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奥の部屋が気になる・・・・・・




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選鉱装置?




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ホッパー投入用のコンベア?かな?




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この先行き止まり




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上の通路は行けそうにありません
さすがに長時間いると怖いので戻ります




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上のホッパー投入口の下部です




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この場所からさらにコンベアーが外に向かって伸びていて




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再びホッパーに入りますが

前面にもこれを含めて4か所ホッパーがあり、全体の構造は複雑です
ドロマイト以外にも何種類か採掘していて、この場所で選鉱していたんでしょうか?



構造が複雑で面白い施設でしたが、老朽化が激しいので
あと数年で倒壊するかも知れません

宝谷(ほうや)鉱山

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岐阜の廃坑でここはなぜか見落としていたのですが
なかなか見ごたえがありそうなので行ってきました

いつから採掘がはじめられたのか、調べても分かりませんでしたが
おそらく苦灰石の鉱山なので話題にもならなかったか
いつ閉山したのかもわかりませんでした

場所尾は岐阜県山県市の山中
国道418号から県道200号へ進み円原地区から円原川を上ったところにあります


 

さすが夏休み、めちゃ車が止まっています
みなさんこの下の河原で遊んでいる様子、全部地元車両です
来る途中も河原にテントを張っている人や川遊びしている人がたくさんいました
円原川は日本一の伏流水を謳い文句にしているだけあって、川の水はかなりきれいです



左手の山に登る階段から鉱山施設に入ります

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奥の山へ・・・・・・と書いてありますが、正直鉱山から奥へは進めそうにない感じ
過去に事故があったのかわかりませんが、封鎖して立入禁止にせず
見学できるようにしてくれているところにすごく好感が持てますが


うっ・・・・・・・・・・・

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春に来た方が良かったですねこれは
まぁ進みますけど、半袖短パンだと傷だらけになるかと思います



ここに鉱石を落として

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この場所に止めたダンプの荷台に

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この穴から鉱石を落とし込むんだと思います

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通路の角を曲がると藪はなくなり進みやすくなります

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選鉱用の施設らしきものがありました

ここに採掘した鉱石をおとし、ふるいにかけるように大きさを選り分け
下に止まっている車両か何かに積み込んだ後ホッパーへ運ぶ
というシステムになっていたのではないかと思います

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上から見るとこうなっています

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選鉱施設の横からさらに階段を上り進んでいくと
この場所で行き止まりになっていました

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おそらく坑道を塞いだ後ではないかと
穴の中からエアコンより冷たい風が流れ出ています
中からは相当な量の水が出てきているようで、中はおそらく水没していると思われます


左手から山の斜面を少し登ってみましたが特に何もないようです
かなり急で藪で足元が見えないため危険です、お勧めできません
他に登山道のようなものは見当たりませんでした



戻って選鉱施設の上に出ます


坑道がありました、大きさ的におそらくこれがメインの坑道ではないかと思います

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ここもパイプの中から水の流れる音がしていました
試しにカメラを突っ込んで撮影してみます

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う~ん、よくわからん



坑道からは軌道敷の跡が伸びています

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反対側はカーブして

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選鉱施設施設の上につながっています

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そこからさらに進んで

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別の坑道?トンネル?につながっています
こちらも蓋がされていますが、水の音や冷気の流れる感じはないので
もしかしたらトンネルかもしれません
反対側の出口はわかりませんが・・・・・・

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手前のコンクリートでできた広場のようなところにも
何かあった様子です
H鋼の柱を立てた跡がありました



なかなか見ごたえのある場所でしたが、夏に来ると藪だらけで
進みづらく、チャンスがあれば春先にまた訪問したいです

遠ヶ根鉱山

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恵比寿鉱山に行ったついでにこちらも探索してみました


遠ヶ根鉱山の産出鉱石は近いこともあり恵比寿鉱山とほぼ同じですが
1939年~1945年までと操業期間が短く
鉱石からヒ素の流出問題もあったため、閉山後遺構のほとんどは埋められてしまいました

なのでほとんど残っていません
期待はできませんが、せっかく来たので見に行きます



まず鉱山まで行く道の入口が見つかりにくいらしいのですが
事前に調査していたので割と簡単に見つけることができました

が、正確な場所が分からなかったので無駄に林道を走ってしまい
雨の翌日という条件も重なり、自分もバイクもドロドロになってしまいました



入口はこのコンクリートで出来た何かの付近です

Togane01.jpg  


ここまでの道のりは遺構Mapで確認してください

この場所にある程度駐車できそうなので
駐車させてもらいます。ここから先は遊歩道なので徒歩です


入口付近にはこんな看板があります


Togane02.jpg  

入口どこ?
と思うかもしれませんが、よ~く見ると少しだけ木が薄くなっている部分があり
そこから藪をかき分け入るとその奥はちゃんと道になっています


遊歩道を7~800メートルぐらい登ると右手にズリ山が見えてきます


Togane03.jpg  

鉱石収集の方たちがケガをしないように
有刺鉄線で中に入れないようガードされています
比較的新しい有刺鉄線だったので、この場所はしっかり管理されているようです

付近には未発見の坑道もあるらしく(分かっている物も発見できませんでしたが)
危険らしいので、不用意に遊歩道から外れない方が良さそうです


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その奥に石垣や土台などの遺構物がありました


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この付近は秋になるとマツタケが取れるらしく
遊歩道沿いにず~っとすずらんテープが張ってありました
ところどころこんなような注意書きもあります

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そうかと思うと謎のメッセージのような札も・・・・・

Togane11.jpg  


これは何かの秘密を指示しているメッセージなのでしょうか??
・・・・・な訳ないか



ホントかどうかわからないですが
秋になると歩道以外の部分には罠が仕掛けてあるらしいです


トラバサミが仕掛けてあり無許可で入山した場合には責任を取れません
って書いてあったけどトラバサミは2008年に狩猟での使用は禁止されたはずなので
これがホントなら環境大臣に有害動物駆除のための許可をもらって
標識付けたトラバサミ使っているってことですかね

じゃないと法律反なので・・・・・・


脅しで書くならほかの罠にしておかないと後で厄介なことになりますよ~




とどうでもいいことを想像しつつ歩いていたら
スタート地点に戻ってきました

Togane12.jpg  

この遊歩道なぜか入口付近だけ藪が生い茂っているのは
わざと?

恵比寿鉱山

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前回行った時の画像を紛失してしまったのと
坑道が見つけられなかったということもあり、リベンジしました






恵比寿鉱山は1912年~1963年まで操業されていた鉱山で
タングステン、ビスマスを主に産出していました
タングステンでは一時国内2位の産出量を誇りましたが
戦後の価格低迷で閉山したようです

従業員数も最大で200人ぐらいとのことですので
規模的にはそんなに大きいものではないと思います

再びやってきました
とりあえず集会所に到着です



とりあえず隣の空き地に駐車させていただきます



では探索・・・・・

下の方に遺構らしきものがあったので
まずはそこから

かつてはここに小屋があったらしいのですが
もうすでに跡形もありません
危険なので取り壊したのでしょう

Ebisu03.jpg

この奥ものぞいてみましたが、少し盛り土がしてあるっぽいところはありましたが
ゴミしか落ちていませんでした



それより少し上の小屋の手前部分には
コンクリートの土台や壁の一部が残っています

Ebisu04.jpg Ebisu05.jpg
Ebisu06.jpg Ebisu07.jpg
Ebisu08.jpg Ebisu09.jpg

この辺りは前回きた時と全く変わっていません
坑道とつながるような場所も発見できませんでした

GoogleMapsの衛星写真で見ると
付近に怪しい場所が・・・・・・






行ってみます



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・砂防ダムだった


鉱床は3つあるらしいのですが位置が不明です
そんなに広範囲には広がっていないらしい、詳しくはわかりませんが


気を取り直して前回突入した藪の中へ入ります


道を歩いていると、藪の中に怪しげな構造物が見えるところがあります

Ebisu11.jpg

橋のそばのこの看板のあるあたりで
看板の道を挟んで反対側に入口があります

Ebisu12.jpg


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画像ではもはや何がなんだかわかりませんが
ここが入口です左のポールが目印です



道らしきものが続いています

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怪しげな石垣もあります

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そばに小川が流れていますが
この小川の先にパイプから水が出ているところがありました
・・・・・あやしい

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小川伝いに進んでいくといくつか遺構が残っています



水槽かな??

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これは何だろう・・・・・

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何かの土台

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倉庫みたいな場所

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小川はここで途切れていました
というかこの下から水が流れ出てきています

ということはここが坑道入口なのかな・・・・・
だとしたら完全に水没しているということですね
横に扉がついていましたが、ビクともしませんでした

Ebisu21.jpg

この先にも石垣のようなものがありましたがすぐ途切れていました
ズリ山なのか、石垣なのかよくわかりません
鉱物には興味ないのでスルーします

帰り道は迷いやすいですが
小川に沿って戻れば大丈夫です


戻る途中別の石垣を発見しました

Ebisu22.jpg

その先に何かあります

Ebisu23.jpg

水路のようにも見えますが
ブロックでできているので違うかもしれません


道路に戻ってきました

集会所のそばには
廃墟になった事業所があります

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中は物置の様になっています

Ebisu25.jpg

最後に集会所の写真を撮ってこの場を離れます

Ebisu26.jpg

強烈な藪のせいでいっぱい蚊に刺されました
かゆい・・・・

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