その後クランクも手に入り、腰下も組み終わり、フレームに搭載というところまで完了
今回ベアリング、オイルシールは全交換しました
確証はないんですが、どうもクランクベアリングのガタが原因でクランクシャフトのピンが摩耗したんではないかと・・・・
オイルラインもじっくり見たんですが、異常は無さそう
強いて言うならオイルポンプからオイルフィルターへ行くノックピンのラインのOリングがなかったことぐらいかな?
でも、ノックピンだし、そこからオイルが抜けて油圧が下がったというのも考えづらい
クランクピン摩耗 → コンロッドがたつき → ピストンピン摩耗 → ピストン首振り → シリンダー削る → オイル上がり → (´・ω・`)
という流れではないかと思います
カムチェーンの異常摩耗は外すとき確認しなかったのではっきりとは言えませんが
クランク側のカムチェーンスプロケットを裏表逆に付けたせいでチェーンラインがずれた?
と思いたいところなんですが・・・・・・
この部品、裏表いちおうあるんですが
端面からギアまでの距離の違いは0.1mm
マニュアルで見る限りでは
わからん
この画像で見る限りはギザギザが外っぽいけど
その件に関しての記述は全くない感じ
あんまし関係なさそう
可能性として考えられるのはベアリング摩耗によるクランクの横移動でラインがずれた?
ぐらいかな
オイルラインの説明見る限りでは、チェーンへの直接の供給は無さそう
フィルターから出たオイルは、クランクシャフト内部を通ってクランクピン、ピストンへ行くラインと
外部のパイプを通過してトランスミッション、カムシャフト内部を通過してシリンダーヘッドへ行くライン
ドライブスプロケットは位置的にオイルに浸かってなさそうだし
だとするとヘッドへの流量不足が原因なんでしょうか?
いちおう新品にはしましたが原因不明のままなので、またすぐ伸びてしまうかもしれません
エンジン搭載は完了しましたが
排気量変わったせいでスロー系が薄くなったのか、かかりません
キャブはスロー系のセッティングからやりなおしです
あと、クラッチ付けるときにユニットごとガコッとはめたんですが
クラッチインナーの手前のワッシャーがずれていて
のっけてオイル入れた後、押し掛けしようと思ったらクラッチ切れない問題が発生し
クラッチ周りはやり直す羽目になりました
組み立てミスがクランクケースの内部じゃなくて良かった・・・・・・
さらに、今回は排気量変わったこともあり効果のほどはわかり様がありませんが、回転抵抗が少なくなるという噂の
バランサーのアウターギア(セラシギアとかいうやつ)外し技も適用
他、大したことではないんですが、ピストンリングは同じボア75mmのスティード600用を使ってみました
あわよくばピストンも使えるんじゃないかと思ってんですが
残念ながらスティードのピストンピンは18mmで使えそうにないです
オーバーサイズのピストンはAliexpressで何種類かあります
安いのは安いんですが(4~5千円)シリンダーの予備がないと怖くてちょっと使えないかも
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