中古品で再生を繰り返しているせいか毎度毎度長距離ツーリングでぶっ壊していて
いい加減何とかしなくてはいけないと思い、全バラメンテナンスを敢行した訳ですが
さらなる防御策として今年の長距離ツーリングに向け(素直にZRXで行けよと言われそうですが)オイルクーラーはぜひ付けておきたいと思っています
ただ、お金の力で解決するのは趣旨に反するので(単に貧乏なだけ)
自作力で何とかしてみました
という訳で前回紹介したオイルクーラー
を取付します
FTR250は空冷ですがオイルクーラーの設定なんてありません
排気量が少ないせいで熱量が少ないからです
燃やす混合気の量が少なければそれに伴って発生する熱量も下がるので
オイルクーラーを使ってわざわざオイルを冷やす必要もないわけです
圧縮比上げたり、排気量増やしたり高回転で長時間走行すると熱量は上がるので
場合によっては必要になる時もあります
今回はたかだか13cc約5%アップで、圧縮比も上がって無いのでオイルクーラーはいらないといえばいらない
ただ、ベアリング全交換の効果で改善したのではないかと思っていても
高速、長距離 → クランク死亡 → 連鎖反応でいろいろ死亡 → 立往生 → (´・ω・`)
というのがトラウマになっていて
ホントにベアリングだったのか?という確証もないため念のため付けておくというのが趣旨
なのででっかいのはいらないです
用意したのもたぶんモンキー用と思われるものをヤフオクで購入
横幅20cmぐらいの4段コアです
長くなるので解説はこれぐらいで
実際の取付作業なんですが
XLRのクラッチカバーにはオイルクーラー用の取付穴がついています
FTRのキック仕様ではこれを流用できるのでここにジョイントを付けるネジを切りますが
穴径が10mmあるのでPT1/8のネジは切れません
下穴径11mmのPT1/4が良さそう
さっそくネジを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タップが折れた(´・ω・`)
11mmの下穴でタップを深く切るのは無理だったみたい
11.5か12mmで開ければ良かった
ってこれテーパーネジなんですけど・・・・・・
ネットを検索し4時間ほどいろいろ試行錯誤するものの全く取れる気配がありません
ポンチで砕こうとしたけどびくともしねぇ
XLR用のクラッチカバーこれしかないんだけど
これ以上やっても仕方がないのでストックしてあった色違いのFTR用の奴に変更
オイルクーラー用のラインはふさがってるんですけど
穴をあければ何とかなるので、8mmで切ってPT1/8のタップを切ります
穴をあけるのは、上の画像の折れたタップが残っている部分と
オイルフィルター横からフィルター室内へつながるのこの穴(画像は失敗したやつなのですでに穴が開いてます)
ちなみにせっかく買いなおしたこいつらは無駄になりました(´・ω・`)
ジョイントのネジが切れたら、オイルバイパス用のラインをふさぎます
オイルフィーラーキャップ付近(オイルポンプ出口)からフィルター室内へ行くこの穴です(画像のはムカついてごみ箱へ捨てた奴ですがブログを書くために拾ってきましたw)
ここをふさがないと、オイルポンプから出たオイルはオイルクーラーへ行かずそのままフィルターへ行ってしまい
なんちゃってオイルクーラーになってしまいます
ここはM8のネジを切ってイモネジを突っ込んだらOK
ネジは貫通させず適度なところで止めてください
今回ジョイントとホースはちょうどいい長さにするため
Aliexpressで購入しました
これと
これが3つ
これが1個
これが2個
これも2個
最後にこれが2個
全部で$66.15でした
画像のジョイント黒なんですが、届いたのは青い奴だった、
まぁ、いつもの事だからいいんだけどw
ホースはステンレスメッシュなのでハサミとかでは絶対に切れません
切断にはグラインダーが必要です
組み立てはステンレスメッシュをカバーにうまく押し込むのがかなり難しい
切断面に出たステンレスのひげをを金切りハサミでうまく整えれば何とか入ります
ちなみにオイルクーラー本体はこんなのがあります
今回付けたのと同じタイプですね
しかもホースとバンジョーボルトまでついている上にヤフオクより安いという・・・・・
¥3,000ちょいで売ってます
全部合わせても1万ぐらいかな・・・・・
フレームへの固定はこんなのを使います
ホームセンターで売ってると思います
ステンレス製なので錆びません
1mm厚ぐらいのゴムシートをカットしてフレームに巻いてから取り付ければOK
完成するとこうなります
エンジン掛けてしばらくした後パイプ外してキックしてみたら垂れてきたので
オイルはちゃんと流れているようです
テスト走行はまだ
フロントがストロークしたとき当たらないかちょっと心配・・・・・・・
さらに、ジョイントが劣化して折れた場合や転倒して破損すると走行不能になります
その場合はエンジン側ジョイントを外して蓋をし
フィルター室内のメクラ用イモネジ外してやれば走行可能です
なのでいざという時の為にPT1/8のメクラ栓は携行していた方が良さそうですね
ではでは
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